何人かのゲスト講師を招いてそれぞれの立場から20世紀以降の音響芸術について語ってもらう。それらを比較検討することで、専門分化しつつある音楽や音響芸術にまつわる言葉を改めて総合的にとらえかえそうとするのが本セミナーの目的である。 各講義では「現代音楽」や「サウンドアート」に分類される音響芸術を扱うことが多いが、音楽とテクノロジーとの関係に焦点をあてるものであればその限りではない。 様々な講師の視点を比較検討して総合することで、20世紀以降の音楽について総合的かつ包括的な視点(の可能性)を探ることがこのセミナーの目的である。
少人数でのセミナーを予定しており、毎回の授業への積極的な反応はもとより、
自主的な予習復習作業を要求する。最終的には講師と受講生による報告書の作成を予定している。
各セミナーでは音楽とテクノロジーとの関係に焦点をあてることとする。20世紀以降の音響芸術について総合的に考察しようとする本セミナーにとって、音楽とテクノロジーという問題はクリティカルなものだからだ。
例えば、19世紀末に音響記録複製テクノロジーの発明以降、「音楽」には、生で演奏される「音楽」と複製メディアに基づく「音楽」との二種類の「音楽」があるにもかかわらず、私たちは それらを厳密に区別することなしに同じ「音楽」という言葉で語ってしまうという問題がある、等々。問題設定はゲスト講師により様々だろう。現時点で、以下の六人のゲスト講師(足立智美、金子智太郎、川崎弘二、谷口文和、畠中実、三輪
眞弘)が決定している。残りの詳細とスケジュールは授業開始初日(10月9日)に知らせる。
10月 9日 授業開始
10月16日 ゲスト:足立智美(音楽家)
10月23日 ゲスト:谷口文和(研究者:音楽文化論研究者)
10月30日 中川克志
11月 6日 ゲスト: 金子智太郎(研究者:美学・聴覚文化論、現代音楽)
11月13日 中川克志
11月20日 ゲスト:畠中実(ICC学芸員)
11月27日 ゲスト:川崎弘二(電子音楽研究家)
12月 4日 ゲスト:三輪眞弘(作曲家、IAMAS教授)
12月11日 ゲスト:DJぷりぷり(浅草橋天才算数塾代表・イベントオーガナイザー)
(神奈川県横浜市西区北幸2-6-1横浜APビル4F)
JR・市営地下鉄・東急東横線・相模鉄道「横浜」駅西口徒歩6分

